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蘭文手彫り花器

蘭文手彫り花器

青のガラスが朝靄のように渦巻いている素地に、すべて手彫りで蘭の花が彫刻されています。青の部分がまとわりつくように、彫りが調整されており、さわやかで神秘的な蘭が表現されています。このようにすべて円盤で彫刻された作品は、同じ物を作れませんが、この作品には特に、ロレーヌ十字架と呼ばれる記号とサインが、器腹にも記されており、底部のサインとともにガレの思い入れが感じられる作品です。

<使われている技法>

異色溶かし込み

グラビュール